浴衣美人への道/帯結び
こんにちは!着物Lifeアドバイザーのユキです(*^^*)
~浴衣美人への道~
第8弾のテーマは帯結び
付け帯には付け帯の気軽さ、容易さがあり、手結びには手結びのアレンジの面白さや自分で出来る達成感があります。
帯結びって「自分で結べたらなぁ…。」という気持ちはあっても、特に手結びは
「自分には難しいんじゃないか」とか
「自分でなんとか出来そうにない」
と思ってしまいがちですね。
でも、誰にでも結べる超簡単な結びがあったら…
知りたくありませんか??
今回は、誰でも結んだことがある【蝶結び】が出来たら大丈夫!な”リボン返し”をご紹介したいと思います(*^^*)
リボン返しってどんな結び方?
浴衣 リボン返し
ワードで検索すると、結構ヒットする割とメジャーな結び方です。そして、とっても簡単♪
リバーシブルの帯で結ぶと色の違いが楽しめるし、角(つの)があって、そこもポイント。
しかもね、この結び、見た目が可愛いだけじゃなくて、
ちょっとした工夫で、アレンジが無限に広がる結びなんです!
——
で、是非動画で紹介してみようと思った訳ですが、
と調査してビックリ!!
非常に非常に残念なのが、どの動画も【リボン返し】を紹介するだけで、
・アレンジが無限に存在すること
・手先とタレ先をどんな長さの帯でも同じに揃えられる方法
という超重要ポイントには触れていません!
手順は教えてるんだけど、なんだかなぁ~。もっとね、
「これをやったらこんな風にも応用出来るよ!」
をお伝えしたくて、他の動画では教えていない
・1つの結びを覚えてアレンジを無限に増やすやり方
・どんな帯にも応用できる手先とタレ先を同じ長さに揃えるやり方
ここまで、徹底的に解説し、動画付きで公開したいと思います。
・蝶結びを帯で出来るようになる
・結び方とセットでアレンジをたくさん覚えられる
・手先とタレ先の長さが同じになるように結ぶことができる
アレンジ無限のリボン返し
では、さっそく、以下の動画をご覧ください。
動画中では、【リボン返し】という1つの結びを覚えることで、アレンジを加えて結びのバリエーションを無限に増やす方法をお伝えしています!
(▼動画ですので、音が出ます。動画8:42)
ちょっと語弊があるかもしれないですが、
パターン化されて代表的となった結びが存在するだけです。(オリジナルも作れるということ♪)
それに、【一文字】とか、【矢の字】とか【お太鼓】っていう名称が付いているだけです。
——
着付け教室では、正しい結び方を教えてくれるように思いますが、
多くのやり方がある中の、その教室のやり方であるだけです。
自分が習った方法もあれば、別の方法もある。一番良いのは、
「自分が習った方法」
だけではなくて、
「自分がしっくりくる方法」
を見つけて実践すること。
特に、浴衣に合わせる半幅帯は自由度が高いので、アイデア次第で、オリジナルの結びも作れます。
…ということで、一番伝えたいのは
色々あっていいんだよ!正解はひとつじゃない!
ということです。
是非ご自身にピッタリなアレンジを見つけてくださいね♪
りぼん返しに向いている帯、向いていない帯
動画中でも触れていますが、結びによって向いているものと向いていないものがあります。
りぼん返しに向いている帯
- 柔らかめの帯
- リバーシブルの帯
柔らかめの素材としては、ポリエステルや綿素材の芯が入っていないもの、麻も柔らかいものがあります。ただ、ポリエステルは通気性がよくないので、個人的にはおススメしにくい素材となります。
りぼん返しにおススメしない帯
- 硬めの帯
- 短い帯
逆にあまりおススメできないのは、硬い帯、短い帯で、あまり短すぎるものだと【返し】の部分が足りなくなる可能性があります。
【どんな帯にも応用可能!手先とタレ先の長さを同じにする測り方】
(パターン1)通常の帯の結び方
・手先を帯幅の●倍とる → からだに2周 → 余ったタレ先と手先で結ぶ
手先とタレ先の長さは違えど、どれもこの方法で手先側とタレ先側で結んでいることを理解してください。
この手先とタレ先をどのように結ぶか?で、様々な結びに変化します。
パターン1を踏まえて、手先とタレ先を同じ長さにする方法を考えます。
簡単です!帯をまず半分に折って、そこをカラダに巻いてみるのです。
(パターン2)手先とタレ先を同じ長さにする結び方
こちらはりぼん返しのように結んだ後に手先とタレ先を同じ長さに揃えたいときに覚えておくと便利です。
まず、帯を半分の長さに折り、中心を決め、そこから仮で胴に一周してみます。半分の長さに折っているので1周したときに胴回りの2周分を自然と計ることができます。文字では伝わりにくいので、動画の1:18~実際に見て頭の中に入れてみてくださいね。
いるの?いらないの?帯板って必要ですか?
様々な帯結びの動画を見ていて思ったのですが、結構【帯板】を使って帯結びを完成しているものが多いですね。
身体に帯を2周巻いて
更に帯板か…不要なものまで
初心者に必須と思い込ませて…
ここでハッキリとお伝えしておきますが、
これは個人の好みや、帯の素材による思います。個人的には、
- しっかりとハリがある帯で結んだとき(博多帯など)
- 帯締めをしない場合
帯板入れていません。
確かに帯板を入れた方がしっかりしますけど、浴衣の場合は特に…気楽に着たいじゃないですか(笑)
あと、単純に小物は少ない方が楽です(*^^*)
だから、帯を結ぶときに、特に半幅帯のときには、和装クリップも使っていません。
忘れっぽいので、外し忘れちゃうというのもあるのですが…。
なので、着付け小物として紹介されているものの中でも、本当に必要なものと、人によっては必要ないものがあることを覚えておいていただくと、シンプルな人はシンプルに着られますよ♪
「もちろん、きちんと着たい!」派の方は、きちんと着ることに重点を置いていただいたらそれでOK(^^♪
自分が実際にしっくりくる方法で着用するのが一番ですね。浴衣も着物も衣類ですから。
まとめ
以上で、あなたも
【リボン返し】の達人になれるはず!
・蝶結びを帯で出来るようになる
・結び方とセットでアレンジをたくさん覚えられる
・手先とタレ先の長さが同じになるように結ぶことができる
この全てが叶えられます(*^^*)季節は処暑になりましたが、夏休みはもう少し続きますね。
9月の前半くらいまで夏のイベントもあるでしょうし、是非、今日徹底的に学んだ【リボン返し】でお出掛けしてみてくださいね!
「日本人で本当に良かった!」と心から感じる時間が増えることを応援してます^^
一緒に成長していきましょう(^^)/
▼蝶結びの基本を知りたい方はこちらの記事をお読みください。
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