今日は、過去にわたしがとてもショックを受けた半幅帯のお話を…。 店頭で、とても気に入って一目惚れした帯があったんです。 もう、その時にはウキウキで購入した訳ですが、
「柄が出ない!」 そんなことがありました。 素材が悪いとか、不良品とか、そういうのではないのです。 ただ、 ポイント柄だった それだけなのですが、これが非常に悩みました!
実際に帯を結ぼうとすると…。
ですが、そこでめげている訳にはいきません!
しっかりとポイント柄が出る結びを
記憶に叩き込みましたので、
わたしと同じようにポイント柄の帯で柄がうまく出せない方は
是非最後まで読んで参考にしていただければと思います(^^♪
・カルタ結びアレンジ
・パタパタ結び
・りぼん返し
お気に入りの柄をバッチリ出せると気分も上がりますよ♪
カルタ結びの応用でポイント柄を出す
まずは、基本のカルタ結びをご紹介します。
「カルタ結びなら知っているよ!」
という方は読み飛ばしてください。
カルタ結びは、実は結びません。折り紙のように折っているだけです。
そして、通常のカルタ結びでポイント柄の帯を結ぶと、柄が殆ど見えない残念な結果になります。
「え?本当にそうなるの?!」と、疑り深い方は
実際に試してみたい方は、是非ご自身で結んでみてください。
では、柄を出す為にどうするか?というと、
最初にとる手先の部分を少しだけアレンジします。
ポイント柄を出すために、通常下に垂らす手先を上に向けるだけで、バッチリと柄が出てきます(^^♪
仕上がりはこんな感じ↓↓↓
結び方の動画解説を、次の章(パタパタ結びでポイント柄を出す)にアップしてありますので、
動画も併せてご確認いただくと、より分かりやすいですよ♪
パタパタ結びでポイント柄を出す
2つ目はパタパタ結びです。
パタパタ結びは仕上がりが可愛く、羽の枚数によってゴージャスにもなり、
着物上級者に見える結び方です。
・・・が、結ぶ際に
- 3重仮紐を使う
- 手先とタレ先を同寸残す
2点が、面倒に感じたり、慣れないうちは難しく感じる部分でもあります。
ですので!面倒な部分を徹底的に排除し、超簡単に誰でも結べる方法を考えました!
しかもポイント柄までバッチリ出てくれますΣ(・□・;)
準備するのは、ヘアゴム1本だけ!!初心者でもあっという間に結べるパタパタ結びをご紹介しています。
ポイント柄を手先に取り、帯幅の3倍を残して結び切るだけ。
パタパタ結びと共に前章で紹介したカルタ結びのアレンジも解説していますので、
どうぞ、ご参考になさってください(^_-)-☆
りぼん返しでポイント柄を出す
3つ目はりぼん返しです。
こちらはポイント柄用にアレンジはしていません。
この結び方をするとポイントをバッチリ出すことが出来ます!!
りぼん返しのポイントは、手先とタレ先の長さをほぼ同寸に揃えること。
ここが意外と難しいところなのですが、
動画の1:20~簡単に同寸に揃える方法をお伝えしていますので、
そちらも是非マスターしてくださいね(^^♪
りぼん返しについては、
こちらの動画で解説しています。↓↓↓(動画の長さ 8:43)
1:20~手先とタレ先を同寸に揃えるポイントをお伝えしています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ポイント柄の帯であっても落ち着いて
・カルタ結びアレンジ
・パタパタ結び
・りぼん返し
が出来るようになっているはずです。
おめでとうございます(*^^)v
…が、人間は忘れやすい生き物ですので、もし、結び方を忘れてしまった場合には、
また動画やブログ記事を確認してみてくださいね(^_-)-☆
着物や帯には日本人が大切にしてきたものがギュッと凝縮されています。
そんな素晴らしい衣類をもっと多くの日本人が自信を持ち、自由に着られる日が来ることを願います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました♡
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