浴衣にも着物にも合わせられる半幅帯の結び方 結びと名が付いていますが、 実は結んでいません!
カルタ結びをご紹介します(^^♪(ややこしい!)
・背中が平らで楽ちん
・結ばない、くるんでいるだけ
・帯締めや帯留を使いやすい
「普段着物に合う結びを探していた」
「背中が平らな結びを覚えたい」
「お気に入りの帯留でアクセントをつけたい」
カルタ結びに適した帯
カルタ結びに適した帯はあるのでしょうか?
おススメポイントを挙げると、
- リバーシブルの帯
- 柔らかすぎない帯(ある程度ハリがある)
の2点です。
1.は、見た目の問題ですが、裏表面が色が出ることにより、コントラストが楽しめます。そしてなぜか、1色よりも2色使いの方が上級者に見えるという…(笑)
2.は、カルタ結びは折り紙のように折っているだけで結び切っていないというのがポイントになります。
折り紙で鶴を折る場合をイメージしてみてください。
柔らかい和紙のようなぺらぺらの折り紙と、ある程度しっかりとし厚みがある折り紙では、どちらの方が形をつくりやすいでしょう?
扱いやすいのは、後者の折り紙の方ですよね。
これは帯でも同じ。ある程度のハリや硬さを持った帯の方が扱いやすいです。
素材で言うと、博多の半幅が一番締めやすいと思います。
逆に、兵児帯や、綿素材で芯が入っていないタイプは扱い辛く感じるでしょう。
カルタ結びの曖昧さを図解!
カルタ結びの方法を紹介した本や動画では、手先の長さを「膝のあたりまで」と解説してあるものが多いと思います。
これ、私だけかもしれませんが、
「だいたい腕の長さくらい」とか
「膝が隠れるくらいまで」とかだと
1回で長さが決まらないことが多いんですよね…。
なので、きっちりと計って計算しました。
図で解説するとこのようになります。
… と、余計分かり辛かったらすみません…。手先の部分だけでも見たらきっと参考になると思います。
「だいたいこれくらい!」でよくわかる感覚派の方は読み飛ばしてくださいm(__)m
カルタ結びを動画で解説
カルタ結びについて、結び方を動画で解説しています(動画の長さ 6:12)
カルタ結びが緩まないコツ
動画中で解説していますが、カルタ結びが緩まないコツがあります。
それは、
一回目に手先を上から下に引き抜いた後、タレ先を再度締めてから折り返すこと
です。何度もお伝えしているように、カルタ結びは結んでいません。
ここで、しっかりと胴回りの帯を引き締めて反対側に折り返すことで緩みの原因を撃退しています。
動画で言うと2:50~の部分になりますので、この後に動画をご覧いただく方はチェックポイントとしてご覧くださいね。
更に、帯締めをしていただくと緩みを防止できますし、アクセントにもなるのでおススメです。
カルタ結びが活躍するシーン
・背中が平らで楽ちん
・結ばない、くるんでいるだけ
・帯締めや帯留を使いやすい
そんなカルタ結びを覚えていただけたら、デスクワークでお仕事の際にも良いですし、
飛行機や電車で長時間の移動の際も楽ですね(^^♪
半幅帯なので、カジュアルシーンでの活用となりますが、
お太鼓結び以外に背中が平らな帯結びを知っておくと
気負わず、楽に過ごせますよ。
是非お手持ちの帯で試してレパートリーに加えてみてくださいね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました(^^♪
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