今日は、【おはしょり】を真っ直ぐする最も簡単な方法!
についてお伝えしていきます。
おはしょりがまっすぐにならなくて困っていませんか?実は、着物のつくりから言うと、正しく着付けてもおはしょりは斜めになってしまいます。
「でも、見た目を整えたいからまっすぐにしたい」
という気持ち、とても良くわかります。帯線に対しておはしょりが斜めになっているとどうしても目が行ってしまいますよね。
おはしょりをまっすぐにする方法はいろいろとあるのですが、今回は一番簡単と思われる方法を動画に撮影しましたので、そちらをご覧ください。
YouTubeを通じて伝えたいこと
上記の動画でご紹介していることは、特別なテクニックではありません。(いえ、テクニックと言えばそうなのですが、日頃から着ている人にとっては当たり前のことです。)
ですが、現在着物を着よう!と思った場合に着付けを習いに行かなければなかなかひとりで着ることは難しいですよね。まして、生活に取り入れるようになるにはかなりのハードルがあるように感じます。
上記で紹介したテクニックも、着物という衣類の特徴=1枚の布ということがしっかり分かっていれば単純なこと。そして、着物は本当に優れた衣類で、昔の人は1枚の布を本当に大切に最後の最後まで活用し続けてきました。
季節にあわせて裏をつけたり綿を入れたりの工夫をしながら、日常着として大切に大切に着物を着ていました。
現代人のわたしたちからしたら、衣類はファッションであり、飽きたら捨てるものですが、日本人が古くからものを大切にしてきた気持ちに想いを馳せると本当に今のままで良いのかな?と思います。
https://kimonostyle365.com/2020/05/28/about-fashion/
こちらは一緒にワークショップをさせていただいているみーるさんの記事ですが、ファストファッションについて考え方が変わる記事なので、是非読んでいただきたいです。
わたしたちが気軽にオシャレを楽しむのと引き換えに、川や大気が汚染され、それが原因で死に至っている人がいることを知っているのと知らないのでは生き方も変わってくると思います。
「ファストファッションを楽しむことは悪」とは言えませんが、より長く自分らしさを表現できる着物を日本人であるわたしたちが身近に感じて日常に取り入れられるようになったら…世界や人々の価値観ももう少し変わるかな?なんて考えたりもします。
そして、ないとなかなか気が付けないことであり、教えてくれる人もいません。
洋服が主流の現代では、和服を着ることだって珍しいのに和服を縫うことなんて出来る人は専門職の人に限られます。
着付け教室へ通っただけでは機会をつくることは難しい!
わたしが和服生活を始めるようになってから思っていることがあります。
それは…、着付け教室へ通っただけでは、着物を着る機会をつくるのは難しいということ。
なぜなら…家に帰ったら洋服に着替えちゃうから!
わたしは2年間着付け教室へ通いましたが、やはりそんな中でもなかなか生活レベルに落とし込むことは難しかったです。
では、それは何故かと言うと・・・
「正しく・きちんと・綺麗に」
これが殆どの教室で教えていることだからです。
だから、家で着物を着ようという気にならない。普段着として定着せず、着物を着る機会がなかなか作れない。ハレの日の着物が殆ど。これが実情。多くの人が感じていることです。
なので、たくさん着物を着る機会を増やしたかったら、もう少し日常に寄せることが大切だってことを自分の和服生活を通じて実感しています。
だからこそ、より楽に気軽に着られる方法と、他人から見られて恥ずかしくないを両立し、同時に伝えていきたいと思っています。
あなたの未来は着物で変わる!
もともと日本人は和服を着て生活していたのだから、あなたが和服を着るのなんて、簡単なことです!
レベルで言うと…きっとりんごの皮を剥くことくらい本当は簡単なはず!
そして、潜在的に「着てみたいな」と思っている人はたくさんいらっしゃるので、2020年という、日本が大注目されているこの年に着物を着られるようになって欲しいなと思います。
わたしが理想としているのは、女性が和服を通じて輝いていくこと、自分のことも周囲のことも大切にできる、そんな世界。
一緒にそんな世界を作っていけたら、これほど嬉しいことはありません!
和服はあなたを笑顔にしてくれる最高の道具だと思います!
なので、なかなか勇気が出なくて着物を外に着ていけない人も、これから着物を着たいと思っている人も、多くの人に【着よう】と思える活力と勇気をお裾分けできたら良いなと思っています。
本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました(*^^*)一緒に和服がある生活を楽しんでいきましょう♡
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