今日は残念なニュースのお知らせとなります。
2020年きものサローネ中止のようです
コロナの影響で様々なイベントが中止となり、毎年ゴールデンウィークに開催される
キモノショーも2020年はありませんでした。(キモノショー2020のページはこちらhttp://tokyokimonoshow.com/)
そして、キモノショーと同じく日本橋が着物人で溢れる秋のきものサローネも中止となったそうです。
密を避ける為に室内でのイベントの中止は仕方ないですが、残念なことです。
過去の様子はこちらからhttps://kimono-salone.com/j-culuture2020/
その中でも新しい発見もありました。
YouTube版ファッションショウ
2020年ゴールデンウィークに中止となったキモノショー。ですが、主催者側の努力で藤井絞ファッションショウがYoutubeで行われました(2020年5月)
藤井絞さんと仕立ての藤工房さんのご協力で、当日ショウに出演予定だった方のコーディネートを動画でまとめてYoutubeライブで放送というカタチを変えて開催されました。(編集は仕立ての店藤工房の加藤さま)
わたしも当日拝聴していたのですが、参加されている皆さまが本当に着物を愛し、藤井絞を愛していることを感じ、自粛の中でもそれぞれの場所でそれぞれの想いを抱いていることが伝わってきました。
また、動画ならではですが、ワンちゃんネコちゃんが登場していたり、限られた状況の中でも新しい可能性を垣間見た時間でした。(舞台でのショウだとペットと一緒に参加は難しいですものね)
実はわたしも当日のショウに出演予定でしたが、今回は写真でご紹介していただきました。(1:23頃~)
動画の中でも解説されていますが、今回の着物は、2019年秋のサローネで
欲しい!
と思った木綿着物の柄で、好きな色をリクエストしてわざわざ染めて頂いたのです。
こんなリクエストに応えていただけるなんて、感激です。
2月に染め上がったものが手元に届き、自分で仕立てていざ、舞台!
と思っていたのですが、3月からの生活様式の変化などに伴い、仕立てが追い付かず、当日も…未完成のままでした(締め切りがなくなると出来ないタイプ(^▽^;))
それでも今回の動画を編集してくださった藤工房の加藤さんに
「それも面白いじゃないですか」
と、言われ、仕立て未完了ですがそのままの状態でコーディネートしたものを送らせていただき、当日のライブの中でも触れて頂きました。
元々のデザインがあって色違いが欲しいなと思ったときには、ご相談をすればリクエストに応えて頂ける可能性が高いです。
今は仕上がったものが多いですが、自分の想いが乗ることで、自分好みの一着をずっと大切に着るきっかけにもなると思います。
これから人との距離はどうなっていくのか?
さまざまなイベントが中止となったり、無観客の開催となったり、人数制限をしたり…
これからどのように人との距離はどうなっていくのか…?皆が真剣に考えていると思います。
緊急事態宣言は解除されましたが、少し前の生活とは全く異なる日常がこれからはじまります。
藤井絞さんのブログでこんなことが触れられていました。
長いトンネルがようやく終わろうとしています。これからの道はどのようなものなのでしょうか。見たことがない、経験したことがない世界が間違いなく待っています。不安はありますが、新しい世界にすごく興味があります。悲観的にいろいろと書きましたが、今回、様々なことを経験したことにより、自分自身、物の見方や考え方が広くなったと感じたり、苦手だったことが出来たり、新しいことに挑戦したり、本当に有意義な時間でした。気持ちをリセットでき、頭を切り替えるきっかけになりました。新しいルールのもと、何が出来るのか、とても楽しみです。経営は非常事態なのですが、なぜか前向きな不思議な感覚です。有事に向いている性格で良かったです。
いろいろ考えていること、そしてやりたいことが出てきました。【新しい世界。ニューノーマル。新しい生活様式。】ルールチェンジで、心が折れるかもですが、めげずに頑張ろうと思っています。
経営者側の心境と現状を冷静に見つめ、そこにかすかな光を見るイメージ。
経済活動は生きていくことに直結します。また、健康も生きることに直結します。
どちらかを切り捨てることは出来ない中、まだまだ予断を許さない状況ではありますが、ひとりひとりが出来ることをしっかりと行っていくしかありません。
また、今まで当たり前だったことが喜びであったことに気が付き、感謝して出来ることからはじめていくしかないですね。
悲観的になっていても現状は変わらないので、制限付きの中で出来ることをしっかりと考えれば、今まで思いもよらない気付きや新しい道があるのだと思います。
そして、その道をつくっていくのもわたしたち自身であることをしっかりと認識して生きていきたいと思いました。
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