和服を選んで良かったこと【3】”天然由来の衣”
浅草、秋葉原の
頼れるきもの姉さん
かつた ゆきです。
(20代のころの写真です(笑))
和服を選んで良かったことシリーズ
お伝えしています(*^^*)
Part2は、和服を選ぶと人から信頼される理由をお伝えしました。
自分の想いがそのまま外に現れて
相手に伝わる
ってすごい事だと思いませんか?
さて、本日のテーマは
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・天然由来の生地だから…身体にもとても心地よい。
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着物は一年を通じて同じカタチの衣装。
季節によって袖の長さや丈が変わらないです。
なので、夏は「暑くないの?」と聞かれるし、
冬は反対に「寒くないの?」と聞かれます。
ここは各季節によって生地の厚さや素材、
裏を付ける付けないで調整をしています。
夏に透けている着物を着ている人を見た事ありませんか?
とても涼を感じさせますよね!
さらに、着物だけではなく、着物の下に着用する
長襦袢や肌着の役割がとても大きいです。
え?「面倒臭い」って感じた方。
夏の下着にヒートテックは着ないですよね。
それと同じですよー。
以前ブログの記事にも書いたことがありますが、
夏はしっかり熱中症対策になっているのが和服。
ブログ記事はこちら↓
https://ameblo.jp/onomik-hakotobi/entry-12388611330.html
冷やすべきポイントの首、脇、脚の付け根は
涼しく風が通る仕組みになっています。
また、素材そのものも変わるので
夏に涼しく、湿気を通しやすい
麻が入っているものを着ると、
洋服の石油系の素材で出来たものよりも
断然涼しいんです。
ポイントは何枚着ているか?ではなく、
どんな素材を選んでいるか?ですね。
和服は大きく4つの素材から成っています。
・絹(シルク)
・綿(コットン)
・毛(ウール)
・麻(リネン)
どれも天然素材で身体に優しいので
安心して着られるし
シルクで全身を包んでいるって考えたら
すごく嬉しくなりませんか?
私はなります(*^^*)
それから、洋服についている裏地が
実は苦手なんです…
素材は殆どがポリエステル。
これ、ペットボトルの素材と同じなので
・丈夫
・しわになりにくい
っていうメリットはありますが、
風や汗を通さない為、
ベタっと肌に張り付くんですね。
私自身、冬の静電気がすごくて、
いろんなところでバチっとやってしまうのですが、
和服の時はないです。
安心して着られます。
冬の寒さ対策は
開いている襟元はマフラーやストールでカバーしますし、
和服の上から羽織やコートを着ると
振りの部分が閉じているので暖かいです。
どうしても寒そうなときは
中にタートルネックを着たり、
頭は帽子を被ったりしています。
2月上旬の着姿です。
何かの式に出席するのでなければ
帽子やブーツ、マフラー、タートルネック
全く問題ありません!
逆に、天気や気温、降水確率を
常に気にかけるようになっているので、
しっかり自己管理する習慣が出来て
和服を着るようになってから
風邪を引いた事は記憶にありません。
こうして自分自身の事は自分で守る事が
出来るようになるのも
和服を着ているからこそだなって感じます。
これが私が和服を選んで良かったこと。
夏の汗を通さないベタつきや
冬のバチバチの静電気が苦手だし
しっかりと自分の管理が出来る衣装だから
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・天然由来の生地だから…身体にもとても優しい。
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同じ様に感じている人の参考になれば幸いです。
次回は、
・ありのままで美しくいられる。和服は【隠す】ではなく【魅せる】衣装
について綴ります。お楽しみに♪
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