[su_box title=”この記事を書いた人” style=”default” box_color=”#eebbcb” title_color=”#FFFFFF” radius=”3″ class=””]オトナの気軽に和服レッスンを開催。 日常着として年間200日以上の和服生活[/su_box]
こんばんは!3月になり、花粉が勢いを増してきましたね。
先日は卒業式の和服について、
「どんな格のものをどう着たら良いか?」
について記事を書きました。
実際自宅に着物をお持ちの方はもちろん、
「レンタルして着てみようかな」と思った方の
ご参考になるよう、今日は和服のレンタル事情についてお伝えします。
一番気になるのはもちろん価格ですが、
その他、わたしが実際にレンタルして良かったお店の
紹介も入れていきますね。
●もくじ
1.レンタル
1-1. 店舗で借りる
1-1-1. きもの興栄
1-1-2.きものレンタルwargo
1-2. ネットレンタル
1-2-1. 晴れ着の丸昌
1-2-2. きもの365
1-2-3. DMMいろいろレンタル
2. 着付け料金相場
1.レンタル
●着物をレンタルする際、店舗で借りて着付けをしてもらうか、
●事前に配達してもらい、自分で着るか、当日近くの美容室で着付けをしてもらうか、
のどちらかになると思います。
もし、足を運べる場所ならば、実際に店舗に足を運んで
当日の着物の実際の色味と、羽織った際の顔映りをチェックしたいですね。
写真やネット環境により、実物の色が思っていたものと違うことがあります。
1-1. 店舗で借りる
1-1-1.きもの興栄
(▲店舗名クリックで該当ページが開きます▲)
以前、わたし自身が自分で着物を着られるようになる前は
長女の入学式に訪問着をレンタルして、
当日の朝着付けてもらい、そのまま式に向かいました。
もう、5年も前の話で、当時と料金は変わっているかもしれませんが、
レンタルと、着付け料金込みで確か25000円くらいだった記憶が・・・。
その際に利用させていただいたのが銀座の興栄さんです。
遠方の方は宅配での利用も可能です。
ウェブ上で見て気に入ったものをピックアップし、
事前に直接足を運んで帯や小物のご提案もいただきました。
レンタルで、特に宅配利用の場合は、帯や小物がお任せになることが
多いので、プロがコーディネートします、とは聞いていても
実際届いて確認するまで、少し不安だったりしませんか?
そうした小さな不安を解消するために、なるべくなら
実際に店舗を訪れることをオススメします!
事前に足を運ぶことで入学式当日もゆとりを持って利用できました。
それまでの私は、特別な日にしか和服を着なかったですが、
プロのアドバイスもあり、当日はこちらの着物にしました。
着付けも綺麗にしてもらい、とても満足しています。
しかも、料金は着付け料込の設定でした。
店舗で借りる一番のメリットは、
●事前に実物が見られること
●直接プロのアドバイスが聞けること
何事もそうですが、事前にしっかりと準備するのって大切ですよね。
フォーマルの着物は特別なものなので、少しでも小さな不安をなくして
当日は、セレモニーに集中できるのがベストですね。
1-1-2.きものレンタルwargo
(▲店舗名クリックで該当ページが開きます▲)
9900円~訪問着が借りられる、小物、草履バッグ、着付け料金込みと
低価格で展開しているお店です。確かに、9900円は安いですよね。
品物によって正絹もポリエステルも両方あります。
京都に実店舗が多く、古典的なもの、スタンダードから
粋なものまで種類が様々です。
トールサイズもかなり豊富で、
かんざしや帯留めなどの専門店も展開しているので
そうしたアクセサリー類の提案も受けられます。
「まずは、試してみたい」という方には
試しやすい価格と品揃えだと思います。
1-2.ネットレンタル
宅配での利用も最近は増えているようですね。
選びにいく時間を省きたい方には利用しやすい方法だと思います。
訪問着 レンタル と検索すると広告を含め、数多くのお店がヒットしますね。
ただ、着物というのは、洋服に比べて全身を包むため、
個人的には実際に着物を羽織ってみて顔映りを確認して欲しいなとは
思いますが、急ぎの際には助かりますね。
1-2-1.晴れ着の丸昌
(▲店舗名クリックで該当ページが開きます▲)
実店舗もありますが、ネットレンタルを広く展開しています。
昔からあるお店なので、パッと想像する着物の典型的なパターンが多く、
特に花柄、パステルカラーがお好きな方は選び甲斐がありますね。
全体的に見て、身長が160cmを超えてくると
点数が少なくなるので、
身長が150cm代の方は選びやすいかな思います。
きちんと記載があるのですが、草履とバッグはついていないので
その点は気を付けたいところ。
4泊5日とゆとりがあるのは嬉しいですね。
お値段も2万円を切るものもあるので、利用しやすい料金だと思います。
別途、着付けが必要な方は予約を忘れないようにしてください。
1-2-2.きもの365
(▲店舗名クリックで該当ページが開きます▲)
シーン別、立場別、色味からなど、目的に合ったものが検索しやすいです。
訪問着だけでなく、色無地も豊富。価格も2万円前後が主流で、
帯はお任せではなく、写真通りのものがセットになっているのも安心ポイントだと思います。
1-2-3.DMMいろいろレンタル
(▲店舗名クリックで該当ページが開きます▲)
DMMいろいろレンタルでも、訪問着が数点ありました!
こちらはポリエステル素材。着付けに必要な肌着、足袋、
草履、バッグ、小物も一式揃って15800円
かなりお手頃なお値段だと思います。レンタル期間が一週間~と
長いのも良いですね。
驚いたのはサイズ。
わたしは身長が167cmあるのですが、そのわたしが着るのと同じくらいのサイズ感でした。
いろんな方に対応できるように大き目を揃えていらっしゃるようです。
160cm以下の方には、ちょっと合わないサイズです。
2.着付け料金相場
訪問着や色無地の着付け料金は、おおよそ
ホテルなど8000円前後
美容室6000円~8000円
個人 5000円~8000円+出張料
くらいが相場です。髪が長い方はセットも必要になってくるので
結構な出費になってしまいますね・・・。
わたしも着物が着たいけど、着付け料金が高いと思い、
回数ももっとたくさん着たかったので、自分で着られるように
学びました。
ただ、訪問着や色無地ってセレモニー向きなので
なかなか着る機会がないんですよ、本当に!
だから、せっかく習って自分で出来るようになっても
そのうち着なくなって忘れてしまう・・・という人が
増えてしまうんですね(*_*;
パッとイメージするのはやはり、セレモニーの着物ですが、
せっかく着られるようになったらもう少しカジュアルダウンして
旅行やショッピング、美術館やデートなどにも
どんどん着て過ごして欲しいなって思います。
夫婦でデート
友人と浅草観光
旅先できもの
3.まとめ
実店舗に足を運んで最安値で着付け料金込み、9900円~借りられる
訪問着相場は2万円~2万5千円くらいが多い。
宅配利用の場合は、着付け料金も考える。
ということで、レンタルも経験したわたしは、
結局は自分で購入したり、自分で着たりを選びました。
その方が自分にとっては経済的だと思ったからです。
これを高いと考えるか、安いと考えるかはその人によって違います。
わたしは長女の入学式で2万5千円払いましたが、
もし、スーツで出席していても、靴も考えるとそれくらいの出費はあったと思います。
例えばお子様のセレモニー
・幼保入園、卒園
・小学校入学、卒業
・中学入学、卒業
・高校入学、卒業
・宮参り・七五三・ハーフ成人式・十三参り
これをずっと同じスーツで過ごせるか?と思うと
それは絶対あり得ないので、洋服は洋服でお金が掛かります。
1人につき、10回前後のセレモニーで
お子様2人では20回、お子様3人では30回のセレモニーがありますね。
和服だと、帯を替えたり小物を替えたり工夫することで
違った雰囲気になりますし、入園から高校の卒業まで考えても
同じ着物で対応できるのが洋服と違うところ。
親や親戚に譲ってもらえばタダですし、リサイクルでも
1万円あれば、それなりの着物と帯が揃うんですよ!
ということで・・・リサイクルの着物についてはまた、別記事で
詳しく書いていきますね。
こちらの記事をきっかけに「和服を着てみようかな」と
思ってくださる方が増えたら嬉しいですし、
そんなあなたを心から応援しています(*^^*)
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!
コメント