オトナの気軽にdaily”和風”レッスンVol.67【小暑/二十四節気】
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オトナならぜひ知っておいて欲しいこと。 教養、常識、マナー、伝統、
子供にみせていきたい姿を 日々わかりやすく紹介していきます(*^^*)
発行者:onomik オトナの気軽に和服レッスン主宰 かつた ゆき
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7月7日【小暑/二十四節気】
★暑中見舞いの今昔…
★四万六千日のほおづき市、間もなく!
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二十四節気とは・・・?
春 | 1.立春 | 2.雨水 | 3.啓蟄 | 4.春分 | 5.清明 | 6.穀雨 |
夏 | 7.立夏 | 8.小満 | 9.芒種 | 10.夏至 | 11.小暑 | 12.大暑 |
秋 | 13.立秋 | 14.処暑 | 15.白露 | 16.秋分 | 17.寒露 | 18.霜降 |
冬 | 19.立冬 | 20.小雪 | 21.大雪 | 22.冬至 | 23.小寒 | 24.大寒 |
二十四節気とは、一般的に用いられる四季、春夏秋冬をさらに細かく、
それぞれ6つの季節に分けたもので、太陽の動きを元に定めたものです。
365÷24=15.20… おおよそ15日毎の季節を表した言い方で、月に2回ずつあります。
平安時代に広まり、日本古来のものと思われていますが、
実は発祥元は中国となります。
暑中見舞いの今昔…
本日から二十四節気の小暑(しょうしょ)です。
夏の6つの節気のうちの5番目で、
縦に長い日本列島は南の方から順に梅雨明けする頃。
毎年おおよそ7月6日~7日で、七夕の時期と重なります。
梅雨が明けると雲の形が次第に白く変わり、
日差しが強くなって、本格的な夏の到来を感じるでしょう。
【暑中見舞い】は小暑から次節気の大暑の間に出し、
約1か月後の立秋を過ぎると、【残暑見舞い】へと変わります。
手紙や葉書でのやり取りとなったのは大正時代頃。
その前は、お盆の供物を祖先にお供えしたり、
近しい人に食べ物を持参して直接挨拶を交わすという方法でした。
【見舞い】という言葉に相手を気遣う心が現れていますね(*^^*)
四万六千日のほおづき市、間もなく!
観光地として有名な浅草の浅草寺では、7月9日、10日と
【ほおづき市】が開催されます。
【功徳日】という観音様の功徳をいつもの百倍、千倍
受けられるという日があるのですが、7月9日、10日の両日は、
なんと【四万六千日】分の功徳が受けられるという特別な日!
四万六千日は百二十六年で、人の一生以上ですよね。
この数字は、「米の一升が四万六千粒であることと、
人の一生に一升をかけたもの」なんて言われているとか^^
江戸っ子が好みそうな言い回しですね!
それでは、本日のレッスンはここまで。
次回の二十四節気は、大暑【たいしょ】7月23日~です。
最後までご視聴いただき、誠にありがとうございました(*^^*)
イラスト:イラストACより
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