草木染めワークショップ@瀬戸開催報告
2019年12月の7日、土曜日に、
愛知県瀬戸市で草木染めのワークショップを開催させていただきました(*^^*)
今年の9月に初めて講座として開催した草木染めですが、
本当に多くの方がご興味を持ってくださることがわかりました。
わたしたちが行う草木染めは、
普段捨ててしまうものを活用することも
ひとつのテーマで、
今回選んだ材料は、
【アボカド】です。
アボカドって女性は大好きですよね(*^^*)
別名森のバターと言われ、
・美肌
・冷え性解消
・むくみ解消
・アンチエイジング
・脂肪燃焼サポート
・肥満・便秘予防
など・・・
女性だけでなく、男性にとっても
嬉しい効果ばかりです。
参加してくださった方も、
小学生から大人まで、みなさんそれぞれ
想い想いの布を選んで、
仕上がりのカタチを考えて
一生懸命絞っていました。
それでは、実験開始です!
今回も一緒に草木染めWSを開催させていただいた
インターナショナル着物クリエイター佐々木のぞみさん(右)
https://kimonostyle365.com/about-us/
彼女は開催の2週間ほど前にジャマイカから帰国しました。
和裁師だけあって、針と糸さえあれば
何でも作れちゃう!
当日はこんな可愛い缶バッチや刺繍半衿を
持ってきてくださいました。
器用でしょう~。
また、今回の開催場所は、愛知県の瀬戸市にある、
ゲストハウスますきちさん
瀬戸の陶工が実際にお弟子さんたちと暮らした
場所を改装して、ゲストハウスにしたんだとか!
古民家ってとても落ち着くんですよね。
実際わたしたちも当日、宿泊させていただきました。
さて、実際の草木染めの方ですが、
当日抽出した染液はこちら。
植物は季節によって出る色が変わりますが、
今回は赤系というより、オレンジ系の染液が出ました。
こちらの染液にご自身で【絞り】を施して頂いた布を浸けます。
想い想いの絞りになりました。
個性豊かです(*^^*)
この、板を使って挟む方法は【板締め】と呼ばれ、
有松鳴海絞りが有名ですが、これをWS用にアレンジしました。
それぞれ絞ったものを染色液へドボン・・・
まんべんなく色が入るように、
時々ゆらゆらします。
染液がしみ込んだら・・・
次は、媒染へ
媒染は、金属を使って色を定着させる方法ですが、
今回はアルミ、鉄、銅を使用しました。
こちらもゆーらゆら…
合間にお茶とおやつを出します。
今回は、ジャマイカのお土産の紅茶と、
アボカドガトーショコラ(噛みそう…)を
召し上がっていただきました
こちらのガトーショコラは、森のバターアボカドを使用するので、
バターも卵も使っていません!
仕上がりはどうなった?
お茶やおやつをいただきながら、
染めと媒染の工程が済んだら
いよいよ・・・ご自身の絞ったものを開いていただきます!
じゃーーん。
それぞれが個性的に仕上がりました!
アボカドはサーモンピンクに染まることが多いですが、
今回は優しいベージュ寄りの色になりましたね。
植物が持っている色というのも
季節で変わったり、温度で変わったりするので、
それも、当日どんなふうに仕上がるのか??
お楽しみのひとつでもあります。
みなさんご自身の手を動かして、
どんな風になるのか頭をひねりながら、
考えて、そして実際に染まったものを手にした時には
嬉しそうにされていて、
講師のわたしたちも嬉しかったです(*^^*)
時代の流れ
やはり、時代の流れとして、
・自然を大切にする
・エコな生活
がかなりキーワードになっていて、
天然のものを取り入れたり、
自然と調和するような流れが
世間的にも大きくなっているように思います。
今回も、アボカドという植物から、
そして、普段は捨ててしまうところから
色を抽出し、布にうつして
生活に取り入れることを行いました。
自然のエネルギーをいただきながら生活することは、
地球全体との調和はもちろん、
人間本来の力を発揮することができます。
植物の力は本当にすごくて、
科学が発達する前は、薬の代わりに使っていたくらいですから
これからもどんどん取り入れていきたいですね(*^^*)
普段は見過ごしていたことや、捨ててしまっているものの中にも
まだまだ使えるものや、とってもカラダに良いものが
眠っているかもしれません・・・。
そんなお話を聞きたくなったら・・・
草木染めの講座に是非いらしてください。
2020年の予定は分かり次第ブログにアップしていきます。
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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