【二十四節気】2022年立冬(りっとう)は11月7日から!過ごし方・風習…七五三や酉の市

立冬2022
ユキ

2022年も残すところあと2か月を切りましたね

なでしこ

本当!この間まで夏だと思っていたのに本当に時が経つのは早いです…。

ユキ

そろそろ2023年を意識しはじめる時期ね。今月は七五三があるので、2022年後半の思い出を増やす方もいらっしゃるでしょう。また、11月は酉の市もあるので、来年を意識して商売のことを考え、祈願する方もいらっしゃるわね

なでしこ

そういえば、先日神社で可愛らしい着物に身を包んだ女の子とそのご家族を見かけました。七五三のお祝いですね!本当に可愛らしくてほっこりしたのを思い出しました(^^

ユキ

11月7日~21日までは、二十四節気でいう冬の最初の節気、立冬(りっとう)です。11月初旬に冬と言われてもピンとこないかもしれませんが、冬の訪れを感じる機会も増えています。土用も明け、各地で紅葉も見頃でお出かけにピッタリの季節となります。

目次

二十四節気とは・・・?

二十四節気とは、一般的に用いられる四季、春夏秋冬をさらに細かく、
それぞれ6つの季節に分けたもので、太陽の動きを元に定めたものです。

365÷24=15.20… おおよそ15日毎の季節を表した言い方で、月に2回ずつあります。

平安時代に広まり、日本古来のものと思われていますが、
実は発祥元は中国となります。

農業の目安として取り入れられたものですが、
二十四節気を意識しながら生活すると

旬のもの、季節を実感でき、暮らしが、心が豊かになっていきます。

1.立春2.雨水3.啓蟄4.春分5.清明6.穀雨
7.立夏8.小満9.芒種10.夏至11.小暑12.大暑
13.立秋14.処暑15.白露16.秋分17.寒露18.霜降
19.立冬20.小雪21.大雪22.冬至23.小寒24.大寒

立冬前後の二十四節気

冬の最初の節気、【立冬は、冬の兆しを感じる時期

立冬は冬のはじまりの節気です。体感ではまだまだ秋真っ盛りですが、暦の上では既に冬がはじまりました。

日暮れが早くなるため、外に出るよりは内に籠るようなエネルギーが自然と働きます。寒さに備えて体は体力を温存しようとするので、なるべく温かくして夜はゆったりと睡眠がとれる環境を整えましょう。

また、空気が乾燥し、肘やひざ、かかとが乾燥するのでこれからの季節に向けてお手入れをはじめると良いですね。

立冬の草花

立冬の草花

つわぶき

石蕗(つわぶき)海辺に近い岩場や湿度が多い林などに生える山野草。公園などでも咲いています。秋には黄色く可愛らしい花を咲かせ、昔から民間薬として使われてきた経緯があり、食用としても用いられます。

花言葉は「謙譲」「謙遜」「困難に負けない」。時期的に冬に花を咲かせるものは、こうした花言葉が多いようですね。

シクラメン

涼しい時期に開花を迎える花で、11月~4月頃に花を咲かせます。品種改良が進み、多くの色や種類が見られますが、原種は30年以上の寿命のものもあるそうですよ!

クリスマスやお正月のギフトとして鉢植えが人気ですが、シクラメンの最初の文字が シク=死・苦 に通ずることからお見舞いには向かないと言われています。

和名は篝火花(かがりびばな)と言い、花が上に向けて咲く様子から篝火を連想したそうです。こちらはとても趣がありますが、豚の饅頭という呼び方もあるそうですよ(笑)

立冬の装い

冬の時期も着物で過ごす予定がある方は、そろそろ防寒準備をはじめても良い時期ですね。

コートの種類も道行、着物コート、羽織、など色々あります。格の高い順から、道行→着物コート→羽織となりますので、気温と目的に合わせて着用しましょう。

この時期に着たい柄

そろそろ山が色づいて紅葉真っ盛りのシーズンですね!着物は先取りがオシャレなので、紅葉柄が前面に出ている秋っぽいものよりは、椿や雪輪、冬の動物柄などポイントとして取り入れるのも楽しいですね(^^)/

雪輪模様

雪輪シンプル

雪輪は雪の結晶を図案化したもので、年中使える模様です。雪輪を重ねたり、中に模様や図を描いたり様々な模様としての表現があります。

浴衣の模様にも使われ、夏は涼を感じさせる柄として、その他は、雪がたくさん積もった年は雪解け水が豊富なことから豊作になると言われ、五穀豊穣を祈願する意味もあります。

雪輪は日本人の感覚にとても良く合う柄で、特定の季節に到来し、その季節が過ぎたらまた来年を待つはかなさを含んでいます。

桜が散るからこそ美しいように、雪も解けるからこそ大切に思う日本人らしさを感じさせる模様です。

立冬の風習:七五三

七五三イラスト

11月15日は七五三です。女子七歳の帯結び、男子五歳の袴付け、男女共に三歳の祝いをします。

昔は子供の死亡率が高く、七歳までは神からの預かりものとして大切に扱われてきました。その家はもちろん、地域で育てていた感覚が今よりももっと多かったようです。

立冬(11月)のお祭り:酉の市

酉の市

酉の市は毎年11月に酉や鳥にご縁のある神社で行われる市です。商売繁盛や開運祈願をし、大々的に熊手が売られています。

酉の市という名の通り、酉の日に開催されるので、年によっては2回または3回の開催となります。

2022年の酉の日は

  • 11月4日(金)【一の酉】
  • 11月16日(水)【二の酉】
  • 11月28日(月)【三の酉】

酉の日が3回の年は火事が起きやすいという風に言われています。その為、火よけ守りを授与しているところもありますよ。

福をかきこむ意から、熊手を購入し、毎年大きさを大きくしていくのが通例です。

まとめ

いかがでしたか?体感的に冬を感じられる前に色々なところにお出かけしたいですね!酉の市はとても活気があるので、今まで行ったことがないという方は是非訪れてみてくださいね!

次回の二十四節気は、小雪【しょうせつ】11月22日~12月6日です。北の方では雪がちらつき始める時期ですね。残り少ない2022年を楽しく過ごしていきましょう。

本日も最後までご覧いただき、誠にありがとうございました(*^^*)

画像、イラスト:PHOTOAC イラストACより

参考サイト:HORTI

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