オトナの気軽にdaily”和風”レッスンVol.64【朝顔】

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オトナ和服のユキ 年間200日和服生活 和服生活を通じて積み重ねた知識、日本のこと、季節のこと、行事のこと、名字のこと、家紋のこと、和服のことなどを発信しています
ユキ
小学校で必ずといって良いほど栽培する【朝顔】、江戸時代には栽培の大ブームが起き、変わり朝顔を咲かせるのに江戸っ子は夢中になりました
なでしこ
そうなんですね!朝顔って江戸時代から栽培されていたのですね!
目次

3分でグッと理解が深まる”和”の情報を発信

オトナならぜひ知っておいて欲しいこと。 教養、常識、マナー、伝統、
子供にみせていきたい姿を 日々わかりやすく紹介していきます(*^^*)

発行者:onomik  オトナの気軽に和服レッスン主宰 かつた ゆき

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7月4日【朝顔】

★入谷の【朝顔まつり】と【七夕】の関係
★10時間睡眠が必要??朝顔の花が朝に開く理由と色のお話
★庶民に愛された江戸の変わり朝顔

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入谷の朝顔まつり七夕の関係

夏の花の代表格、朝顔。そろそろ咲き始めるですね(*^^*)
この時期には、全国アサガオ市が開催されます。

 

都内では入谷の朝顔まつりが有名で、入谷の朝顔の栽培は
江戸時代に大ブームを起こしますが、大正時代に一旦姿
消したそうです。

 

その後、昭和20815日終戦の日に、焼け野原となった
の復興を願い、昭和23年に復活し現在では40万人の人出だそうですよ
(入谷朝顔まつりHPより https://www.asagao-maturi.com/

 

朝顔は、別名を牽牛(けんぎゅうか)言うことから
七夕の牽牛と織姫になぞらい、入谷の朝顔まつりは七夕前後3日間
76日~8日に行われるようになったそうです!

 

 

10時間睡眠が必要??朝顔の花が朝に開く理由と色のお話

朝顔は、朝に咲くので朝顔と言われますが、実は、
開花には光ではなく、暗闇の存在が必要となります。

 

朝顔が蕾から開花するのに、10時間の睡眠(暗闇)
必要なんですって!例えば、19時に暗くなるとすると、
蕾が開くのは10時間後の午前5時の計算となります。

 

また、写真のように、咲いているときには空色なのに、
蕾やしぼんだ時の色が紫なのをみたことがありませんか?

 

これは、花びらが開くときに、花の液胞のPHがアルカリ性へ変化し、
空色になるそうです。

 

逆の理論、空色の朝顔を入れた袋にドライアイスを入れると(酸性へ寄せる)
PH
が変化して花の色が紫に変わるそうですよ!夏休みの研究にいかが??

 

 

庶民に愛された江戸の変わり朝顔

江戸時代、人々は朝顔の栽培に没頭しました。

7年の朝顔三十六花撰には、
これが朝顔??と思うような
ギザギザの花びらや変わった色形のものが描かれています。

 

花合せというコンテストまで開催され、相撲のように
番付表が多く印刷されたんだとか!江戸っ子って面白いですね!

それでは、本日のレッスンはここまで。

最後までご視聴いただき、誠にありがとうございました(*^^*)

 

写真:国立国会図書館デジタルコレクション、photoACより

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